晴れ着

平成二年に亡くなった義母の遺品に焦げ茶色の一反風呂敷に包まれた礼服晴れ着が入っていました。生前着物は女の財産と云っていて、大事あった時は直ぐ持ち出せる様との知恵だったのです。今は私の箪笥の礼服類の引き出し底に敷いています。白の染め抜きで帯広 株式会社 見子商店TEL③4704と記してあります。記念品として頂いたものと思いますが昭和20年~30年のものでしょうか。とても懐かしく大切にしています。(80代/女性)